メジャー競技
１チーム３名で６個（橙・青・緑・黄・黒・赤）のジェットローラを使用します。スローラインからポイントゾーンの中心までの距離は11ｍです。
１試合は、６イニング制とし、メジャー競技は、１人２個のジェットローラーを投球順序に従い、ポイントゾーンに向けて相手チームと１個づつ交互に投球し、両チームのジェットローラー12個を全部投球して１イニングを終了し得点を計算します。
得点の計算はすべて両チームの副主将が確認してスコアカードに記入します。

投球順序
チーム内で投球順を決めます。最初に投球するファーストプレイヤーは、橙色、二番目に青色のジェットローラーを投球し次に副主将が最初に緑色、二番目に黄色、最後に主将が最初に黒色、二番目に赤色の順序で相手チームのプレイヤーと１個づつ交互に投球します。
＊ 各プレイヤーは、２色のジェットローラーの順序を変えて投球することはできません。
＊ 各プレイヤーの投球順序は、１試合の競技がすべて終了するまで途中で変更することはできません。

１２個すべてのジェットローラを投球し1イニングとします。

先攻・後攻の決め方
先攻、後攻は、両チームの主将がジャンケンし、勝った主将が先攻・後攻を選びます。
各イニングに於いて、勝ちチームは次のイニングで先攻になります。
両チームのジェットローラーがポイントゾーンにない場合は引き分けとなり、次のイニングに進みますが、先攻、後攻の順序は前のイニングと同じです。

投球フォーム
まず床面に片膝又は両膝をつき、ジェットローラのハンドル上部（角度１５°に手のひらを軽くあて（ハンドルを強く握らないこと）、２、３回前後に軽く滑らせ目標に向けて押し出すように投球します。ジェットローラが手を離れた瞬間、指先が真直ぐに目標方向を指しているのが正しい投球です。押し出す際の力加減が最も重要です。立ったり、走りながらの
投球及び中腰姿勢で投球されたジェットローラはアウトです。投球時にスローラインを越えて床面に手がついて投球されたジェットローラはアウトになります。投球した後に手がラインを越え、床面に手がついても投球されたジェットローラはアウトにはなりません。

得点の数え方
ポイントゾーンの中心に最も近い位置にジェットローラを停止させたチームが勝ちとなります。負けチームのジェットローラがポイントゾーン上に何個存在していても、負けチームの得点はすべて０点になります。両チーム得点が無い場合のみ０対０となります。
勝ちチームの最も中心に近いジェットローラに順次、連続した位置にある勝ちチームのジェットローラは得点の対象となり規定の得点が加算されます。
たとえば中心に最も近い勝ちチームのジェットローラが１個存在し、次に相手チームのジェットローラが中心から２番目にあり、次に勝ちチームのジェットローラが３番目に近接している場合は、２番目の相手チームのジェットローラが３番目の勝ちチームのジェットローラを遮断している為、中心に最も近い勝ちチームの１個のジェットローラのみが得点となります。この場合、中心に最も近い勝ちチームのジェットローラに連続して味方チームのジェットローラが２個目、３個目、４個目と連続して存在している場合、すべてが得点の対象となり、加算されます。

ジュニア競技
１チーム４名で同色４個のジェットローラを使用します。スローラインからポイントゾーンの中心までの距離は９ｍです。
１試合は、６イニング制とし、ジュニア競技は、１人１個のジェットローラーを投球順序に従い、ポイントゾーンに向けて相手チームと１個づつ交互に投球し、両チームのジェットローラー８個を全部投球して１イニングを終了し得点を計算します。 得点の計算はすべて両チームの副主将が確認してスコアカードに記入します。
投球順序チーム内で投球順を決めます。
＊ 各プレイヤーの投球順序は、１試合の競技がすべて終了するまで途中で変更することはできません。

（先攻がAチームの場合）
①Aチームのファーストプレイヤー黒　②Bチームのファーストプレイヤー赤　③Aチームのセカンドプレイヤー黒　④Bチームのセカンドプレイヤー赤　⑤Aチームの副主将が黒　⑥Bチームの副主将が赤　⑦Aチームの主将が黒　⑧Bチームの主将が赤　
８個すべてのジェットローラを投球し1イニングとします。